3-1.6 断熱・気密 現況調査
目次
断熱・気密現況調査の重要性
ますます上がっていく電気代と物価高。
少しでも省エネで、しかも快適に生活したいですね。
そうなりますと、これまでのインスペクション(耐震診断)だけでは、足りないです。これからは、断熱・気密現況調査が必要となります。
なぜならば、省エネ性と断熱性能を事前に知り、より効率的にリフォームに反映させ、補助金・減税を上手に活用できるから。
断熱・気密現況調査は、インスペクション同様に床下・屋根裏状況も調べます。サーモグラフィーカメラ、放射温度計なども使いよりリアルに弱点を見つけることができます。床下にもぐり、調査をしていまして、日ごろよくあるケースをご紹介します。
ご自宅が気になる方は、当社に調査ご依頼ください。
断熱・気密現況調査あるある 断熱材の弱点6選
①畳下に断熱材が入ってない。
②押し入れ下にもない。
③意外にも、階段下はない。というか、床がない。
⇒つまり、気密がまったくとれていない。
④ほか、収納スペース下。
⑤床下収納庫。
⑥そもそも、もともとある断熱材が、劣化してふにゃふにゃ。等々。
断熱・気密現況調査あるある 気密の弱点8選
①土台・根太と壁内は、すーすー。
②コンセント・スイッチまわり。
③床下収納庫。
④戸袋周辺。
⑤床下からの配管回り。
⑥もちろんサッシまわり。
⑦換気扇が気密型でない。
⑧実はユニットバス周辺。
まだまだありますが、ひとまずここらへんで。
断熱・気密現況調査あるある 熱橋の弱点6選
熱橋とは⇒熱を伝えやすいところ です。
①もちろん窓。単板ガラスとアルミフレーム。
②ずばり!和室の柱、真壁。ある意味、木部も熱橋ではあります。
③勝手口、玄関まわりなどの土間コンクリート。
④もちろん、鉄板の外壁、トタン屋根など鉄部すべて。
⑤構造部分に一部鉄骨を使用している。
⑥薄いベニヤを使った押し入れや収納の床・壁。等々。
まずは弱点を見つける。見つけたら対策する。
そうすれば、断念・気密問題は良い方向へ向かうと思います。